「完母がつらい…」
「母乳がなかなかでない…」
できれば母乳がいいのはわかってるけど、それでもやっぱりつらいなぁと悩まれてるママもいるんじゃないでしょうか?
そんなママたちにむけて、あえて完ミ(完全ミルク)を選んだ私の体験談からメリットとデメリットを紹介します。
完ミを選んだ理由とは
2人目の妊娠がわかったときから、ミルクで育てると決めてました。
なぜあえてミルク育児を選んだのかその理由を紹介していきます。
上の子のたちを見ながら授乳は大変だと思ったから
元気な上の子たちもいるので、そもそも私のキャパオーバーです。
授乳に時間を取られたり上の子たちのケンカが始まったり、私がイライラしたり気持ちが不安定になりそうと思ったので完ミが1番いい選択だと思いました。
結果、上の子たちが「僕もあげるー!」とミルクタイムを一緒に楽しむことができました。
授乳に抵抗があったから
私の周りでは聞いたことないのですが、出産後特に身体に触られることに不快感を感じるようになりました。
吸われることはもちろん、身内にですら授乳姿を見られるのが苦手でストレスが溜まっていくばかり。
なので母乳育児が向いてない私は母親としてどうなんだ…と落ち込むこともありました。
栄養面で心配だから
母乳は赤ちゃんにとって栄養満点!と思ってましたが、上の子のお世話もあり自分のご飯は後回しになってしまいます。
加えて寝不足の日々で横になりたいの方が強く、食事をしっかりとらない私の母乳では栄養面が心配。
それなら自分の母乳よりちゃんと考えて作られたミルクの方が栄養があるのではと思うようになりました。
母乳が出にくくなったから
栄養面の心配とつながりますが、母乳を作るためには食事をしっかりとることが必要になってきます。
育児や家事で自分のことは後回しになりがちで、母乳の量がどんどん減りました。
そのため、赤ちゃんは物足りそうに泣くのでミルクを飲ますことが多かったです。
母乳をあげるためには食事が大事だと痛感した出来事!
出産後に遠方の実家へ帰宅した際に、義母がたくさんご飯を出してくれるので、美味しくて食べてばっかりいました。
すると母乳ってこんなにでるの?と思うほど溢れ出てくるし、関係あるかわかりませんが母乳の色が濃く栄養満点そうだなぁと、びっくりしたことがあります。
完ミのメリット
完ミを選んで実際に感じたメリットを紹介します。
ミルクの量を把握できる
母乳では量が把握しずらいけど、ミルクだと月齢に合わせてミルクの量を調節でき飲んだ量を確認できる。
完母の人でも、体重計(ベビースケール)を使ってどれくらいの増えたかなどで量を把握したりできますよ。
誰でも授乳できる
ミルクだとパパや兄弟などだれでもミルクをあげることができるので、ママが休息をとったり、出かける際も預けやすいです。
場所を選ばない
完母だと人目が気になったり、授乳室探したりと大変ですが、ミルクなら基本どこでもあげてました。
上の子も遊び盛りなので、休みの日に公園であげたり、近所に外食に行った時はミルクを飲ませたりすることも。
母親のストレスフリー
妊娠中から食事やお酒などの制限が多いです。
もちろん母乳をあげている間は、食べるものを気にする必要があります。
ミルクにしてからは気にすることもなく、好きなものを食べることができました。
妊娠期からいろいろと制限が多く「1人の時間が欲しい」と何度も思ってきましたが、パパにあずけることもできリフレッシュする時間が持てました。
完母に対する不快感もあったため、心的ストレスも軽減することができました。
完ミのデメリット
完ミでいいことばかりではなく、もちろんデメリットもあります。
ミルク代が思ったよりもかかる
双子の完ミでは、3日で1缶がなくなるスピードです。
1週間で2缶×4週=8缶でだいたい16,000〜20,000円ほどかかってました。
ミルクだけでなくオムツの消費も激しいので、1歳くらいまではほんとお金がかかりました…
洗い物がめんどくさい
哺乳瓶専用のスポンジを使ったり、煮沸したり消毒したりと1日に何回も…
工程が多くなにかとめんどくさかったです。
保管も場所をとるので邪魔でした。
外出時に荷物が増える
なんでも2倍の双子は、とにかく荷物が多いです。
- 着替え
- オムツ
- おしりふき
- 哺乳瓶
- お湯入り水筒
- 湯冷し
長時間の外出の場合はさらに増えます。
- 哺乳瓶全4本
- お湯入り水筒2本
- ミネラルウォーター1本
- ミルク缶の小さいやつ
子どもと外出する時は、あれもこれもと必要そうな物をいろいろ持っていくので完ミだと本当に荷物が増え大変です。
夜中の調乳がしんどい
ミルクは腹持ちがいいと聞きますが、我が家の子どもたちは3時間きっちりに泣いたり3時間未満もよくありました。
そのため夜中のミルクを作るのは、なかなか大変でした。
- ミルクの粉をぶちまける
- 何杯入れたか忘れる
- 起きて必ず時計をみるのに次起きた時は何時だっけ?と忘れる
毎日寝ぼけててよく粉をぶちまけてたのはいい思い出です。笑
母乳にしなかったことへの罪悪感
私の周りには「母乳じゃなくてかわいそう」と言ってくる人はいなかったですが、やっぱり自分が1番引っかかる部分ではありました。
完母に対して違和感や不快感を感じたり、やっぱり母乳はあげた方が良かったのかなと罪悪感が残ります。
けど今、子どもたちが元気に過ごしてくれてるので「気にすることないよ」と、悩んでた自分に言ってあげたいです。
完ミでも子は元気に大きくなる
色々な理由が重なってミルク育児を選びましたが、私は完ミで後悔していません。
完母でも完ミでも混合でも、それぞれの家庭に合わせた授乳スタイルでストレスのない育児を楽しんでください!